ショパン物語

1.ヴォジンスキ一家 ヴォジンスキ家の3人の息子達は、昔、ニコラ父さんの経営する寄宿舎で暮らし、フレデリックの遊び友達でもあり、ショパン家と家族ぐるみのお付き合いをしていた。 ワルシャワ蜂起失敗後、ヴォジンスキ一家はドレスデンへ移住、その後ジュネーヴへ移り、またドレスデンに引っ越していた。 一家の長(マリヤのお父さん)であるヴィンツエンティは、この時にはポーランドに戻っていたようだ。 フレデリックが訪ねた時、長兄のアントニは留守だったが(アントニとはすでにパリで会っていた)、次男フェリックスと三男カジミェシとは久しぶりに旧交を温めた。 2.マリヤ・ヴォジンスカ ワルシャワにいた頃はまだ子供で、ショパンは時々ピアノを教えてやったりしていた。 そしてそのマリヤ嬢も16歳になり、何ヶ国語も操る教養高い才媛に成長していた。 ピアノも歌も絵も上手でなかなかの腕前だったという。詩も好きで文学にも通じていた。

林 倫恵子(はやしりえこ) 漫画家・ピアノ指導。ホームページ
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