10月19日、ピティナYouTubeチャンネルの登録者数が10万人となりました。チャンネルの総再生回数も2億回を突破しています。

2006年のチャンネル開設以来、公開した動画は1万3000本以上。クラシック音楽団体系のチャンネルとしては世界的にみても屈指のコンテンツ数を誇ります。 開設からチャンネル登録者数10万人に至るチャンネルの歴史を紐解き、膨大なコンテンツの楽しみ方を紹介します。 いつもご視聴くださるみなさまへの感謝を込めて、視聴者参加型の投票企画も実施します。ぜひご参加ください。 視聴者参加企画「#ピティナ推し動画」総選挙 チャンネル登録者数10万人記念して、ピティナの動画からお気に入りの一本に投票する「#ピティナ推し動画」総選挙を開催中です。(投票期間:10/19~11/11)
1. ピティナYouTubeチャンネルの歩み

ピティナYouTubeチャンネルの設立は2006年。YouTubeのサービス開始から1年ほどのことでした。YouTube黎明期から現在に至るまで、ピティナYouTubeチャンネルの軌跡を年表にしました。映像の進化にも注目です。

2005年2月 YouTube設立 2006年9月 ピティナYouTubeチャンネル開設 最初の動画。2008年2月11日ピティナ・ピアノコンペティション王子賞受賞披露演奏会 2007年7月 日本語版YouTube開始 2008年2月 ピティナYouTubeニュース Vol.1 ピティナの一週間を映像で紹介するコーナー。2011年5月まで合計93回。 2008年6月 本格的に動画投稿をはじめる 2008年7月 ピティナYouTubeニュース Vol.1 特級ファイナルの動画を初公開

2007特級グランプリ、尾崎有飛さんのラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲。

2009年2月

2009年2月ごろのチャンネルトップ。

2009年8月 コンペティション全級の全国大会動画を公開。以後毎年8月に公開を続ける。 吉原佳奈さん(2020Pre特級金賞)の2009年B級金賞時の記録。 2010年2月 第1回公開録音コンサート開催 2011年4月 YouTube Liveサービス開始 2012年7月ごろのチャンネルトップ 2014年12月 公開録音コンサート第100回達成(pf. 中川京子) 2015年8月 特級セミファイナル・特級ファイナル(第一生命ホール)をYouTube Liveで配信 2015年の特級ファイナルの最大同時視聴者数は510。 2017年8月 YouTubeロゴ刷新 2018年8月 サントリーホールから特級ファイナルをライブ配信 2020年 ライブ配信を実施し音楽を届け続ける。 3月1日:課題曲説明会 3月21日:入賞者記念コンサート 5月2日~4日:丸の内GWミュージックフェスティバル2020 2020年8月 特級を二次予選からYouTube配信。 G級・Pre特級全国大会も全日配信。 特級ファイナルのYouTube Liveで最大同時視聴者数が過去最多8,490を記録。 グランプリインタビューなど特別番組も。 2020年10月 ショパンの命日10月17日に「ショパンの日」を実施。全国8か所を繋いだ7時間に及ぶライブ配信に挑戦。 2. ピティナYouTubeチャンネルを楽しむ ~1万3000本の動画の歩き方~

ピティナのYouTubeチャンネルに公開された動画は1万3000本以上とピアノ曲の音源に関してはYouTubeで世界トップクラス。人気の動画もあれば、知る人ぞ知る、という動画もあります。その楽しみ方をいくつかの切り口で紹介します。

どんな動画が人気? ~通算・年間ランキング~

まずは、ピティナYouTubeチャンネルで人気の動画を、通算、年間Best10でご紹介。

みなさんのお気に入り動画はランクインしているでしょうか? ピティナYouTubeチャンネル人気動画ランキング 通算Best 10

チャンネル史上最も視聴されているのは、小林愛実さんのショパン:エチュード Op.10-4。2009年11月の公開で総再生回数は240万回以上。そのほか、チャンネル初期にアップされた人気曲・有名曲がランクイン。そのなかで、公開2年にして通算ランキングに名を連ねた角野隼斗さんのラフマニノフが際立ちます。

年間Best10(2019年11月~2020年10月)

年間ランキングTop3には特級ファイナルの演奏が並びました。

角野隼斗さん(2018特級グランプリ)は年間ランキングで4本がランクイン。Cateen(かてぃん)チャンネルから特級ファイナルの演奏に辿り着くファンの方も多いようで、ファイナルでのラフマニノフには「かてぃんなの⁉️」という驚きのコメントも。 第2位の黒木雪音さん(2019特級銀賞)のプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番は、2019年10月4日公開の映画『蜜蜂と遠雷』に同曲が登場したことで、一気に注目を集めました。映画に重ね合わせて演奏を楽しむコメントも見受けられました。

どんな動画がある?~チャンネルの3本の柱~

ピティナ・ピアノコンペティション

チャンネルの中心となるのはピティナ・ピアノコンペティションの映像。毎年8月下旬、グランプリ発表後まもなく、全国大会入賞者の映像が一挙公開となります。特級グランプリによるファイナルのコンチェルト動画は1年間チャンネルの顔に。また、3月の入賞者記念コンサートの映像も毎年公開されています。

特級と入賞者記念コンサートの映像は、マルチアングルで編集されており、音声・映像ともにハイクオリティの仕上がりになっています。(撮影・編集:ビデオクラシックス) 亀井 聖矢/ベッリーニ=リスト:「ノルマ」の回想 S.394(2019ピティナ 特級セミファイナル)(04:43~)

「公開録音コンサート」は「ピティナ・ピアノ曲事典」への音源提供を兼ねたコンサート。各回テーマを設定し、コンクールでは演奏されないようなピアノ曲や、室内楽、編曲物など、様々な音楽が演奏されます。

公開録音コンサート一覧 パデレフスキ国際ピアノコンクール 入賞記念公演(2020年9月22日) 古海行子(pf.)

そのほか、「ピティナ・ピアノ曲事典」の活動にご賛同いただいたピアニストからの提供音源も掲載しております。

宮谷理香/ショパン:子守歌 Op.57,CT7

ピティナYouTubeチャンネルを支えるピアニスト

ピティナのYouTubeチャンネルは、数多くのピアニストの協力によって成長してきました。
これまで最も多くの音源を提供しているのが赤松林太郎さん。その数400曲を超えます。

音源提供ピアニスト一覧 ブルグミュラー : 25の練習曲(pf.赤松林太郎)

オリジナルの再生リストで楽しむ

ピティナのYouTubeチャンネルは、音楽にまつわる多くの情報を集め結びつける「ピティナ・ピアノ曲事典」の活動の一環です。事典の情報は、読み手が情報同士を有機的に結び付け、意味づけすることで真価を発揮します。

YouTubeでは視聴者それぞれがYouTube上の動画をまとめた「再生リスト」を作成することができます。YouTube上の動画から、お気に入りの曲をまとめたり、コンサートの予習用、ピアノ学習用など、聴き手の目的にあわせて再生リストを作るのも、膨大な音源の楽しみ方の一つ。再生リストは複数のチャンネルの動画を横断して作成することもできます。ピティナの音源と他のチャンネルの音源を聞き比べたり、オリジナルの再生リストを作ってみませんか。

歴代グランプリの特級ファイナル 第43回入賞者記念コンサート

コンサート当日の演奏順で。

「中の人」が選ぶ思い出のコンペティション名演集

長年にわたりコンペを運営・広報し、夏のYouTubeライブでも「特級」の魅力をご紹介した当協会の加藤哲礼 育英・広報室長が思いつくままにまとめた思い出の名演集です。

Classics(Cateenさん作成)

2018年特級グランプリ角野隼斗さん作成のクラシック演奏集めた再生リスト。ご自身のチャンネルでの演奏のほかに、ピティナのチャンネルからも音源をピックアップして収録いただきました。

視聴者参加企画「#ピティナ推し動画」総選挙 チャンネル登録者数10万人記念して、ピティナの動画からお気に入りの一本に投票する「#ピティナ推し動画」総選挙を開催中です。(投票期間:10/19~11/11) 関連記事 YouTube活用講座

YouTubeを「いま」、どう活用するかに焦点を当てた連載です。統計の見方、視聴回数を上げるための考え方など、すでにYouTubeで活動している人、これから始めてみようと考えている人、いずれにも参考になる内容となっています。(執筆:クリーク・アンド・リバー社)

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