オンラインで国際コンクールを楽しもう~第18回ショパン国際ピアノコンクール特集

\ たくさんの感動をありがとう!/ 第18回ショパン国際ピアノコンクール

10月3日に開幕し、16の国・地域から集まった87名のピアニストたちが熱演を繰り広げた、第18回ショパン国際ピアノコンクール。日本時間10月21日早朝についに結果が発表されその幕が下りました。日本からは小林愛実さん(ピティナJr.G級金賞/福田靖子賞第1位)が4位、反田恭平さんが2位に入賞。日本人出場者のダブル入賞は、2005年の関本昌平さん・山本貴志さん(ともに第4位)以来、16年ぶりの快挙となりました。反田恭平さんの第2位は1970年の内田光子さんと並ぶ邦人最高位タイとなります。

たくさんの感動を与えてくれたショパンコンクール、ピティナ広報部「note」の記事で振り返ります。

ショパンコンクールを楽しもう


最終結果

第1位 Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada 受賞後インタビュー 記事:ファイナル全員の演奏が終了! 圧巻の熱演が! 第2位 Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia 受賞後インタビュー 記事:ガジェヴに学ぶ。なぜ音楽は世界を調和に導くか 第2位 反田恭平, Japan 受賞後インタビュー 記事:反田恭平さんのファイナルを心酔エール耳で聴く! 第3位 Mr Martin Garcia Garcia, Spain 受賞後インタビュー 記事:ガルシア・ガルシアにギャップ萌え?! 第4位 小林愛実, Japan 受賞後インタビュー 記事:小林愛実さんのファイナルを心酔エール耳で聴く! 第4位 Mr Jakub Kuszlik, Poland 受賞後インタビュー 記事:ポーランドのKuszlikさんのあったかい音 第5位 Ms Leonora Armellini, Italy 演奏後インタビュー 記事:これがファイナルのキラめきか! 第6位 Mr J J Jun Li Bui, Canada 演奏後インタビュー 記事:JJとエヴァは末恐ろしいセブンティーン

入選

Eva Gevorgyan (ロシア/アルメニア)

Hyuk Lee (韓国) Kamil Pacholec (ポーランド) Hao Rao (中国)

審査員インタビュー

### ヤノシュ・オレイニチャクさん ### ディーナ・ヨッフェさん ### 海老彰子先生

ピティナ広報部の取り組み

ピティナでは予備予選からブログツール「note」にてコンクール情報、演奏解説など掲載(「ピティナ広報部note」)してきました。ワルシャワの現地リポーターとしては飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)、日本からのレポーターとしては加藤哲礼(ピティナ育英広報室長)がつとめ、各種情報を発信。予備予選から本選進出者決定までの約3カ月間で約300万ビューのアクセスを集めています(10月21日現在)。

<ピティナnote注目記事>

1次予選課題「エチュード」選択数を数えてみました~2021ショパンコンクール(10月1日) 2次予選のプログラムが面白い!(選曲解説編)(10月9日) 飯田有抄のショパコン日記20〜動画で日記!ホールへレッツゴー♪(10月12日) 飯田有抄のショパコン日記28〜3次予選その前に、気持ちの整理。(10月14日) 飯田有抄のショパコン日記39〜コンクールに求められる演奏とは?(10月17日) 最終結果発表、日本の反田恭平さん第2位、小林愛実さん第4位~2021ショパンコンクール(10月21日) 鼎談:反田恭平さん・小林愛実さん・宮島昭夫大使、ロングトーク全文(10月24日)

ショパンコンクールレポーターより

加藤哲礼(ピティナ育英・広報室長)

第18回ショパン国際ピアノコンクールは、反田恭平さん・小林愛実さんのダブル入賞という快挙で幕を閉じました。ピティナではこの5年(今回は実質6年)に一度のピアノ界の大イベントの魅力を日本の皆様にご紹介すべく、7月の予備予選から、「note」に特集記事を立ち上げ、10月の本大会では、クラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄氏、元ポーランド広報文化センターのマルタ・カルシ氏と共にレポートし、日本のコンテスタント14名の真摯な取り組みと世界の魅力的な若い音楽家たちの演奏のご紹介に努めてきました。コンクールという特殊で苛酷な状況において、眩しいほどの成長を遂げる若いピアニストたちの人間力と魅力が少しでも多くの方に伝わり、この後も彼ら・彼女たちを応援していただけたら、これほど嬉しいことはありません。

飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)

コンクールというものが果たす役割や意義が、時代とともに変化していることを感じます。かつてのように無名の新人が発掘される場としてだけではなく、すでに活躍の場を持つ奏者、国際的にも名が知られ始めている奏者もいますし、聴衆一人一人が、オンラインを通じて各国からのピアニストに出会える場としての機能をコンクールが持ち始めました。審査員たちは何を見ているのか、私たちはそれをどう受け止めるのか、コンクールがより立体的に捉えられるようになっています。今回私は「生の音が鳴り響く現場」で起こっていることをお伝えしながら、大多数のオンライン聴衆とコンクールとを繋ぎ合わせる役目が少しでもできれば、という思いで連日レポートを続けました。より多くの人々にコンクールの楽しみ(驚きや悔しさや感動)を味わっていただき、それが一つのムーブメントのようになって、ピアノや音楽の文化がさらに発展することを願っています。

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