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シャミナード

シャミナード

Chaminade, Cécile

1857 - 1944   フランス

国内コンサート登場回数: 3回

彼らの下で音楽への才能を開花させたシャミナードはサン=サーンス、シャブリエ、ビゼーに励まされ、男性中心の作曲界において居場所を見出すことができた。そのデビューの舞台となったのは1871年に設立されたフランス国民音楽協会だった。フランク、ギロー、サン=サーンス、マスネを初めとするフランス人作曲家によって創設されたこの協会は初め、フランスの若手作曲家の作品の上演機会を作ることを目的として演奏会を重ねた。1880年と81年、シャミナードの《ピアノ三重奏曲》作品11と《オーケストラ組曲》が同協会によって上演された。彼女は伝統的なジャンル、オペラ・コミックにも挑戦しており、《セヴィーリャの女》は1884年に内輪で初演された。1887年2月に同協会で演奏された《ピアノ三重奏曲 第2番》作品39を経て、彼女の創作力は1888年に頂点に達し、その年だけでギリシア神話に取材した交響的バレエ《カリロエー》作品37(マルセイユで初演)、管打楽器をふんだんに用いた東方的色合いの意欲作オーケストラとピアノの《コンチェルトシュトゥック》作品40、劇的交響曲《アマゾン》作品26(アントワープで初演)を発表した。ピアノ曲においても初期には性格小品のみならずモシュコフスキ(彼は後にシャミナードの妹と結婚する)に献呈された《ピアノ・ソナタ》作品21(1895年作曲)のように厳格な様式で書かれた力作、パリ音楽院からフルート科の修了コンクール課題曲として委嘱を受けて作曲された《コンチェルティーノ》作品107(1902年作曲)があり、80年代から20世紀初頭にかけての彼女の作曲家としての意気込みは後年の小品や歌曲からは想像できないほどのものである。イグナーツ・パデレフスキに献呈された《交響的練習曲》作品28もこの時期の重要な成果である。

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