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プロコフィエフ

プロコフィエフ

Prokofiev, Sergei Sergeevich

1891 - 1953   ロシア

国内コンサート登場回数: 88回

第一の路線は、古典的路線である。これは、私が母からベートーヴェンのソナタを聴かされていた、ほんの幼少期に端緒をもつものである。これは、新古典的な形(ソナタ、協奏曲)をとることもあれば、18世紀の古典(ガヴォット、《古典交響曲》、《シンフォニエッタ》の一部)を手本にすることもある。第二の路線は、革新的路線である。[中略]まずこの路線は自らの和声言語の探求であったが、その後、強い感情を表現するための言語の探求(《きざし》、《絶望》、《悪魔的暗示》、《サルカズム》、《スキタイ組曲》、作品23の歌曲集や《賭博者》における多少の要素、《彼らは七人》、《五重奏曲》、交響曲第2番)へと変化した。この路線は第一に和声言語に関係しているが、ここには旋律のイントネーション、管弦楽法やドラマツルギーにおける新機軸も関係している。第三の路線は、トッカータ的路線、あるいは、強いていうならば、モーター的路線である。おそらくこれは、当時私に大きな印象を与えてくれたシューマンの《トッカータ》から来るものである(《練習曲》作品2、《トッカータ》作品11、協奏曲第2番のスケルツォ、協奏曲第5番のトッカータ、《スキタイ組曲》の再現部の圧搾的反復音形、《鋼鉄のステップ》や、協奏曲第3番のパッセージにみられる)。この路線はおそらく、この中で最も意義のないものであろう。第四の路線は、叙情的路線である。この路線は叙情的・内観的路線として現れるものである。[中略]これの路線は全く注目されていなかったか、あるいはあとになってようやく注目されたものだ。長年の間、私は叙情性には関係ないとみなされ、またそれを奨励されない存在であり、この路線はゆっくりと発展していった。とはいえ、私は最近叙情性によりさらに注意を払うようになった。

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