藤井 清水 Fujii, Kiyomi 1889 - 1944 日本 広島県出身。明治から昭和にかけての作曲家、民謡研究家。1916 年(大正 5年)東京音楽学校 (現東京芸大)甲種師範科卒業。小倉高等女学校教諭、大阪市立市民館嘱託、武蔵野女子学院講師を務める。日本の音楽、特に民謡の収集、五線譜記録や研究を通して、民族性を基調とした独自の作風を創り上げた。歌曲、民謡など声楽曲に優れた作品を多数残しており、山田耕筰にも高く評価されている。町田嘉章(佳声)に協力して、NHKの『日本民謡大観』(1944 - 93)の関東、東北各篇の採譜を担当。作品に「佐渡が島」、「河原柳」、「おかよ」、「犬山音頭」、「信田の藪」など。 『藤井清水の作品について』(金田一春彦)によると、山田耕筰は「自分がわざわざドイツへ出掛けて5 年間かけて勉強したことを、日本で一人で勉強した人がいる」と言い、また「私が知っている一番優れた作曲家は藤井清水だ」と語ったという。 こちらも読んでみませんか 都市化の時代に気楽に口ずさめる歌として作られた千羽鶴 藤井 清水「千羽鶴」 藤井清水の身も蓋もない一言に隠れた実験精神 藤井 清水「十文字」 古語でコオロギとキリギリスが逆の意味だった名残の歌 藤井 清水「秋の夜」 旭川からパリへ、メシアンに師事した北海道出身の巨匠 宍戸 睦郎 作品一覧 (4曲) 種々の作品 (4) 十文字 千羽鶴 秋の夜 皿屋敷 現行サイトで見る →