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フィールド

フィールド

Field, John

1782 - 1837   ロシア

1832年、フィールドはフランスのパリに向かった。パリの人々は彼の演奏を楽しみにしており、当時パリに滞在していたかの有名なショパンやリストもその例外ではなかった。アントワーヌ・フランソワ・マルモンテルは、パリ滞在時のフィールドの様子について克明に書き記している(参考:『19世紀ピアニスト列伝』、77頁)。同年12月25日、フィールドはパリ音楽院のホールにて、ピアノ協奏曲第7番(H. 58)を演奏した。このときに彼が演奏したのは、ジャン=アンリ・パープの製作した、下方打弦式アクション(ハンマーが上から弦を打つ機構)のテーブル・グランド・ピアノであり、当時の批評には、スクエア型でありながらグランド・ピアノに匹敵する楽器であったと書かれている。このように、フィールドがクレメンティの影響下を離れてからも滞在地の製作家によるピアノを実演によりセールスする役割を果たしていたことは明白であり、翌年にもパープのサロンで演奏していたことがわかっている。

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