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佐藤 敏直

Satoh, Toshinao

1936 - 2002

初期は、主にピアノを用いた作品を手がけ、 1959年の《ピアノのための三章》が第28回日本音楽コンクールの作曲部門第2部(室内楽曲) に入選(なお、同年のピアノ部門第1位は中村紘子であった)。その後は、室内楽、歌曲、合唱曲、オーケストラ曲と次第に様々な編成を手がけるようになっていく。1967年以降からは邦楽器のための作品を書くようになった。なかでも《ディヴェルティメント》(1969)は邦楽合奏曲の定番レパートリーとなった代表作の一つだ。 1970年代に入ると、作風に大きな変化が表れはじめる。《雪國のスケッチ》(1973)、《ピアノ淡彩画帖》(1977/79/86)といった作品で顕著なように、それまでには見られなかったような音数の多い不協和音やトーンクラスター、拍節感のないリズム、不確定性のある記譜が用いられるようになるのだ。これはストラヴィンスキー(特に1980年の《4手のためのディヴェルティメント》)やメシアン(同じく1992年の《鳥》)など、 師である清瀬が積極的に取り入れなかった作曲家にも触手を伸ばし始めたからであろう。

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楽譜

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