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スタマティ

スタマティ

Stamaty, Camille Marie

1811 - 1870   フランス

スタマティCamille-Marie Stamaty は1811年3月13日(23日とする資料もある)、ローマで出生した。彼がイタリアで生を享けたのは、ギリシア系フランス人の父がチヴィタヴェッキアでフランス領事の職にあったからだ。母ナニーヌはモーツァルトやグルック、マルチェッロ、ボワエルデュなどを好んで歌う優れたアマチュア歌手であった。生涯にわたるカミーユの古典作品への好みは既にこの幼年時代から形成され始めていた。右のスケッチはその頃の幸福な家族を描いたもので、著名な画家アングルJean-Auguste-Dominique Ingres (1780-1867) の作 (1818年)である。母に寄り添っているのが6歳ころのカミーユである 。18年に父が亡くなると、一家はフランスのディジョンに移り、ほどなくしてパリに居を定めると、彼はこの地で文学を学び始めた。彼の家にピアノが来たのは14歳の時だった。おそらくこの頃にまでに彼はヅィメルマンの初期のすぐれた生徒であるフェシーAlexandre-Charles Fessy (1804-1856)の指導を受けていた。彼の素質は急速に開花したとみられ、15歳のときには既にサロンで演奏し、作品を出版するに及んでいたという。フェシーはこの少年に多年に亘る指導を施し、彼を伴奏ピアニストとして舞台に上げたりコンサートに連れて行っては当時のすぐれた音楽家を聴かせた。ところが、彼は音楽家の道を歩むことなく、父と同じ領事を目指すか、数学への関心から理工科学校への進学を考えていた。しかし、家族の意向で彼は結局1828年にセーヌ県の職員という安定無難なポストに就くこととなる。

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