グラナドス :ロマンティックな情景 子守歌
Granados, Enrique : Escenas romanticas "Berceuse"
作品概要
楽曲ID:20972
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:ベルスーズ(子守歌)
総演奏時間:3分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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Granados, Enrique : Escenas romanticas "Berceuse"
楽曲ID:20972
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:ベルスーズ(子守歌)
総演奏時間:3分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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6/8という拍子そのものは、前へ前へ、時間を取ること無く流れていく傾向の曲が多いですが、この曲の場合、そのような、前へ前へと進んでいくセクションとともに、逆に時間を取り、即興性を要求される部分の両方があります。 冒頭Aセクションは、Cis-durという珍しい調整や、標題の「子守歌」というタイトル、ppやpppという強弱記号から鑑み、繊細、柔らかく、クリアーで、滑らかで、華奢なイメージを持って弾く様にします。 一方で、Bセクションですが、poco スフォルツアンドと書かれてあるように、少しだけテンションを高め、音量を大きくすると言う意味に捉えます。そしてこのBセクションは明らかに、フラメンコを意識しています。つまりは歌い手が歌を即興的に、自由に、感情的に、歌い上げ、その合間で伴奏が入るというアンサンブルと考えます。フラメンコをご存じない学習者の方は、是非フラメンコの動画をご覧下さい。このセクションはとにかく、メトロノーム通りには絶対に進まず、むしろテンポを崩し、6/8で進む事さえ忘れて欲しいセクションです。一時的な幻想とも考えられます。 Bセクションが終わったあとは再び、穏やかで優しい、Aセクションが戻ってきて、最後は更に衰退して終わります。