バッハ :フーガ (エルゼーリウスの主題による) 変ロ長調 BWV 955
Bach, Johann Sebastian : Fuge nach Erselius B-Dur BWV 955
作品概要
楽曲ID:2262
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:フーガ、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ、変ロ長調
総演奏時間:4分30秒
作品番号:BWV 955
調:変ロ長調
著作権:パブリック・ドメイン
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Bach, Johann Sebastian : Fuge nach Erselius B-Dur BWV 955
楽曲ID:2262
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:フーガ、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ、変ロ長調
総演奏時間:4分30秒
作品番号:BWV 955
調:変ロ長調
著作権:パブリック・ドメイン
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ここに名を残している「エルゼーリウス」がいったい誰なのか、ということは現在、問い直されている。ト長調の稿BWV955aを伝える筆写資料に「フライベルクのオルガニスト」と書き込まれたことが混乱の原因となった。これを受けて旧全集では「J.C. エルゼーリウス」とされたのだが、この人物はバッハよりも完全に一世代あとの音楽家であるから、実際には当てはまらない。もっとも、バッハの創作史や伝記を再構築する上で「エルゼーリウス」についての関心は尽きないのだが、この作品を演奏する上では主題の原曲の作者はあまり問題ではないだろう。
大変に長いテーマ(主題)で、1小節目から6小節目の1拍目までとします。この間、4分音符、8分音符、16分音符と音符の種類が出てきて、4声体で書かれいます。このようなタイプの曲で最も陥りやすい傾向としては、主題が他の素材にかき消されてしまって、聴き取りづらくなる現象が起こりやすいということです。 解決策としましては、4つの声部の音質を異ならせるのではなく、音価の種類によって音量を変えていく方が、テーマがクリアーになります。即ち、音価の大きい4分音符はより音量を出し、音価の小さな16分音符は可能な限り弱く弾きます。そうすることで、テーマを邪魔することなく、立体感をもって聴かせることが可能になります。 このフーガは珍しく、バスから始まり、テノール、アルト、ソプラノ、と1声ずつ、上に上がっていきます。B-dur の持つ、上品さと威厳を感じて演奏して下さい。