バッハ :サラバンド ト短調 BWV 839
Bach, Johann Sebastian : Sarabande g-moll BWV 839
作品概要
楽曲ID:2279
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:サラバンド
総演奏時間:2分10秒
作品番号:BWV 839
調:ト短調
著作権:パブリック・ドメイン
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Bach, Johann Sebastian : Sarabande g-moll BWV 839
楽曲ID:2279
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:サラバンド
総演奏時間:2分10秒
作品番号:BWV 839
調:ト短調
著作権:パブリック・ドメイン
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1909年にH. クレッチュマーが『ペータース音楽図書年鑑』に発表した論文「ツォイメリンの音楽帳」によって存在が明らかになった作品。この手稿資料の成立は18世紀半ばとされ、バッハに帰せられた作品をいくつか含んでいる(残念ながら現在は所在が不明)。
バッハのg-mollという調は、時に深刻な悲しみを伝える調でもあります。インベンション、シンフォニア、平均律等のg-mollを思い出して、雰囲気をつかんで下さい。 このサラバンドは、g-mollという調に加えて、半音階的進行が多く見られます。半音階的進行はこの頃の時代にはとても特別なスケールで、婉曲な世界や深い悲しみを表現しました。 このサラバンドのフレーズのピークポイントは、3~4小節間のソプラノ、9~10小節間のソプラノに見られるように、半音階で上行しそれを2回繰り返す場所です(fis-g fis-g)。さながら人の泣き声を描写するように考えます。 同じフレーズは、26~28小節間にも出てきます。そしてその前の、24小節から25小節目まで、バスの動きに注目します。これも半音階的進行で下行していますね。そして、26~27小節間、バスは、ソプラノの半音階のメロディーラインのインヴァージョンになりますね。 厳かに演奏してみて下さい。