ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第2集から) クーラント HWV 441
Händel, Georg Friedrich : Suite Courante HWV 441
作品概要
楽曲ID:30450
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:クーラント、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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楽譜情報:1件
作品解説
演奏のヒント
演奏動画 (1)
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楽譜
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Händel, Georg Friedrich : Suite Courante HWV 441
楽曲ID:30450
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:クーラント、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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楽譜情報:1件
楽天的な曲ですので楽しく聴かせたいですね。多くのシークエンスがあり、転調を何回も繰り返します。この曲は、下手をすると曲全体が取り立てて何も変化がなく、平坦な印象になってしまいますので、各セクションをよく把握し、そのセクションに合った音量や音質を与え、変化を付けることが大事なことです。分析をすると大変なことになりますので、取り急ぎ、カデンツを押さえましょう。カデンツは8つあります。1つ目 11~12小節間 G-dur 完全終止2つ目 25~26小節間 D-dur 完全終止3つ目 35~38小節間 D-dur 完全終止4つ目 55~56小節間 e-moll 完全終止5つ目 63~64小節間 h-moll 完全終止6つ目 72~73小節間 G-dur 完全終止7つ目 89~90小節間 G-dur 完全終止8つ目 97~10小節間 G-dur 完全終止後半(39小節目以降)で、G-durの主題が戻ってくるところ(73小節目)までが中間部的な部分で、この中で初めて短調に転調します。さて、骨組みがわかったところであとは奏者次第。奏者に取ってG-durが明るい調であれば、近親調である、D-durはG-durよりも強く感じますでしょうか?それとも逆でしょうか?e-mollは?h-mollはいかがでしょうか?カデンツまでの各調の性格を決めて、音量や音質を決定し、固定されたテンポの中で変化を付けましょう。これがこの曲の演奏のヒントになります。
とても楽天的で楽しいクーラントです。故に、生き生きと、軽快に進ませることは必須です。同じテーマが異なった調で演奏されますので、それぞれの調に合わせた音量と音質を選ぶと良いでしょう。 前半、大きく2つに分けるとG-durとD-durに分かれます。13小節目からcisが出てきて、ここからがD-durになります。 後半は、長い2つのハーモニックシークエンスとみなしても構いません。あるいは、転調とみなして、後半最初の方をe-moll、次にh-moll、と考えることもできます。 続いて短いハーモニックシークエンスを経て、73小節目でG-durに戻ると考えても構いません、 21~24小節間のようなメロディーラインが2度で下行、上行を繰り返す素材は曲中多く出てきます。強弱が平坦にならないように、微妙にクレシェンド、ディミヌエンドを付けてみて下さい。ペダルトーン(この場合Aの音)に近づくほどPに、離れるほどFにしてみましょう。