キュイ :25のプレリュード 第2番 op.64-2 ホ短調
Cui, Cesar : 25 Preludes No. 2 e-moll op.64-2
作品概要
楽曲ID:33232
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:前奏曲
総演奏時間:3分30秒
調:ホ短調
著作権:パブリック・ドメイン
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Cui, Cesar : 25 Preludes No. 2 e-moll op.64-2
楽曲ID:33232
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:前奏曲
総演奏時間:3分30秒
調:ホ短調
著作権:パブリック・ドメイン
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とても厳かな曲でもありますが、内面から湧き出る強い感情があり、ドラマティックに仕上げたい曲です。1小節目の内声(1拍目裏拍より4拍目まで)がこのプレリュードの動機となります。決して軽やかに弾く素材では無く、どちらかと言うと重々しく、悲しみに満ちた心理状態と考えます。 筆者が観ている版には、30小節目以降に細かい強弱の指示が書いてありません。56小節目から60小節目にかけては、decrescendoが書いてありますが、それは42小節目から徐々に音量が上がり、53〜54小節辺り、ピークポイントに達するところをフォルテシモで弾き、その音量が下がる意味でのdecrescendoと判断して下さい。つまりはフォルテやフォルテシモは、暗黙の了解とみなします。 曲は決して楽天的ではなく、重々しく、悲しみに溢れ、ドラマティックです。動機の内声が内声に留まらず、オクターブになったり、6度になったりと、逆に強調するべき素材に変わってきますが、これはキュイの独自の書法です。 何処が1拍で何処が2拍で、という、拍の認識は、聴いていて大変判りやすい曲である事から、特にルバートかけたり、流れを止めることで、聴き手が拍を失うことは無いプレリュードですので、自由にドラマティックな場面を表現してみて下さい。