カバレフスキー :24の前奏曲 アレグロ・フェローチェ Op.38-24
Kabalevsky, Dimitri : 24 Preludes Allegro feroce Op.38-24
作品概要
楽曲ID:44236
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:前奏曲
総演奏時間:4分30秒
作品番号:Op.38-24
著作権:保護期間中
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Kabalevsky, Dimitri : 24 Preludes Allegro feroce Op.38-24
楽曲ID:44236
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:前奏曲
総演奏時間:4分30秒
作品番号:Op.38-24
著作権:保護期間中
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<24.アレグロ・フェローチェ>このプレリュードの最後の曲で、分数も最も長いプレリュードです。技術的にも大変な曲ですが、音楽的にも表現が難しくなります。音楽的なことを簡単にお話しすると、派手なカーニバルで、様々なキャラクターが登場します。その中で天使と悪魔が交互に現れます。ゆえにテンポはルバートなどをかけずに淡々と進みます。音楽は基本的に激しい音楽で、打楽器的な部分も多くあります。順番に見ていきましょう。⦿ 冒頭2小節、オーケストラの合図です。冒頭表示はAllegro feroceで、速く、火のようにという意味です。3小節目、最初のキャラクターが登場します。当たり障りのないキャラクターですが、7小節目4拍目の左手や、8小節目1拍目の左手を強調してください。⦿ 10小節目、別のキャラクターが登場します。ここもバスの16分音符を強調してください。14-15小節間、再びオーケストラです。⦿ 17小節目、b-mollの調で新たなキャラクターが登場します。以降、略します。奏者の考えるように、異なった調や異なったキャラクターによってカラーを変えたり、ペダリングを変えたり、色々と工夫をしてみてください。⦿ そうこうしているうちに音楽はピークに達します。32小節目からはさながらオーケストラのtuttiのように、大きく、重たく、演奏します。そして39小節目でさらに激しさを増し、47小節目に到達します。ここがピークになります。重さはさらに増し、音量も増してください。⦿ diminuendoが来るのは、55小節目からです。ここから徐々にdiminuendoするのですが、不気味さは残しながら進みます。長いトリルも最初は激しく弾きます。70小節目において、ppになるように、徐々にdiminuendoをかけます。この間、テンポは狂いません。⦿ 71小節目、これまで嵐が去り、天使が囁きかけます。ところが悪魔はまだ存在していて、不気味な影を覗かせます(75小節目、durからmollになり、76-77小節間不気味な叫びを聴かせます)。78小節目、再びdurに戻り、平和が訪れます。ところが83小節目、再び悪魔が叫びます。⦿ そして86-105小節間、未知の世界に入っていきます。現実に戻るのは、101小節目から105までです。これらの解釈はほんの一例にすぎません。奏者は想像力を働かせて、一連のカーニバルを不気味に、楽しく、不思議に、表現してみてください。
<24.アレグロ・フェローチェ> このプレリュードの最後の曲で、分数も最も長いプレリュードです。技術的にも大変な曲ですが、音楽的にも表現が難しくなります。音楽的なことを簡単にお話しすると、派手なカーニバルで、様々なキャラクターが登場します。その中で天使と悪魔が交互に現れます。ゆえにテンポはルバートなどをかけずに淡々と進みます。音楽は基本的に激しい音楽で、打楽器的な部分も多くあります。順番に見ていきましょう。 ⦿ 冒頭2小節、オーケストラの合図です。冒頭表示はAllegro feroceで、速く、火のようにという意味です。3小節目、最初のキャラクターが登場します。当たり障りのないキャラクターですが、7小節目4拍目の左手や、8小節目1拍目の左手を強調してください。 ⦿ 10小節目、別のキャラクターが登場します。ここもバスの16分音符を強調してください。14-15小節間、再びオーケストラです。 ⦿ 17小節目、b-mollの調で新たなキャラクターが登場します。以降、略します。奏者の考えるように、異なった調や異なったキャラクターによってカラーを変えたり、ペダリングを変えたり、色々と工夫をしてみてください。 ⦿ そうこうしているうちに音楽はピークに達します。32小節目からはさながらオーケストラのtuttiのように、大きく、重たく、演奏します。そして39小節目でさらに激しさを増し、47小節目に到達します。ここがピークになります。重さはさらに増し、音量も増してください。 ⦿ diminuendoが来るのは、55小節目からです。ここから徐々にdiminuendoするのですが、不気味さは残しながら進みます。長いトリルも最初は激しく弾きます。70小節目において、ppになるように、徐々にdiminuendoをかけます。この間、テンポは狂いません。 ⦿ 71小節目、これまで嵐が去り、天使が囁きかけます。ところが悪魔はまだ存在していて、不気味な影を覗かせます(75小節目、durからmollになり、76-77小節間不気味な叫びを聴かせます)。78小節目、再びdurに戻り、平和が訪れます。ところが83小節目、再び悪魔が叫びます。 ⦿ そして86-105小節間、未知の世界に入っていきます。現実に戻るのは、101小節目から105までです。 これらの解釈はほんの一例にすぎません。奏者は想像力を働かせて、一連のカーニバルを不気味に、楽しく、不思議に、表現してみてください。