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タールベルク

タールベルク

Thalberg, Sigismund

1812 - 1871

1812年1月8日、ジュネーヴに生まれる。モーリツ・ディートリヒシュタイン伯爵とヴェッツラー男爵夫人という高貴な身分の男女の落胤とされる。10歳でウィーンを訪れ宮廷オペラ楽団のファゴット奏者に手ほどきを受けたのち、作曲理論の大家S. ゼヒターと著名なピアニスト兼作曲家ヨハン・ネポムク・フンメルに師事。卓越した演奏技術を修得したタールベルクは、14歳のときにはサロンの寵児となり16歳で最初の作品を出版した。パリで最初にステージに立ったのは1834年のことである。1836年、彼はパリ音楽院ホールで演奏し、センセーションを巻き起こした。ジャーナリズムはリストと比較してタールベルクを称賛し、なかば意図的に両者をライバルに仕立て上げようとしたために、スイスに滞在していたリストはパリに駆け付けることとなった。二人の競争はやがて1837年、イタリアの亡命貴族ベルジョヨーゾ侯妃のサロンで行われた「決闘」に発展した。二人の「和解」を名目とした演奏会で、両者は華々しいオペラ・パラフレーズを弾き合い、侯妃は「タールベルクは最高のピアニスト、リストは唯一のピアニスト」と二人の健闘を称えた。

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