ドビュッシー :12のエチュード(練習曲) 4度音程のために
Debussy, Claude Achille : 12 Etudes "Pour les quartes"
作品概要
楽曲ID:22421
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:練習曲、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ
総演奏時間:5分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
クリックで拡大
楽譜情報:5件
作品解説 (2件)
演奏動画 (3)
関連記事
- 12の練習曲より第4曲:6度のために series
12の練習曲より第4曲:6度のために 4m32s/YouTube 「4度のために」と同じく、全12曲の中で緩徐楽章的なニュアンスをもつ作品です。6度音程の響きの連続は、ロマン派まででいわば使い古された語法で、いわゆる無調音楽では禁止の語法で、優美で、ややもすると陳腐でゆるんだ印象を与えかねない表現ですが、第2曲の「3度のために」と同じく、ドビュッシーはここでも斬新な音楽を創りあげました。半ずれ調の使用をはじめとして極めて頻繁に転調するため、揺らぎと移ろいの中で音楽は進んでいき、決してロマン派の響きにならないように工夫されています。しかも、ドビュッシーはそれを曲中の細かなニュアンスの変化、強弱の変化記号を用いることでわれわれに親切に指示してくれています。だから、強弱の変更について指示は、すべてそういった理由を知るか、感じるかするべきで、表面的に守っても音楽にしにくいと思います。 曲は全体的にフラット系の響きでクラリネットの音色に似て曇った感じですが、数カ所、たとえば、10小節目の3拍目、28小節目の3拍目や、32小節など、突如としてシャープ系の明るい響きが用いられ、これが曲の音色としての
- ベルガマスク組曲:第3曲 月の光 series
ベルガマスク組曲:第3曲 月の光 4m39s/YouTube ドビュッシーの作品の中で最も有名な曲の1つです。月の光を題材にした作品は、ピアノ曲に限れば、この作品を始めとして1907年出版の映像2集第2曲「廃寺にかかる月」、1913年出版の前奏曲集第2巻第7曲「月光のふりそそぐ謁見のテラス」などがありますが、これらはいずれもピアノ音楽史上で燦然と輝く傑作です。また、ドビュッシーには、1905年出版の映像第1集第1曲「水に映る影」や交響詩「海」など、光と色彩の変化を題材とした作品がたくさんあります。この作品は彼がそういった作風で書いた最初の作品だと思います。 この作品では息の長いメロディーが多用されていますが、後年の作品になるに従って、「光」や「色彩」といったものを表現するために、メロディーは断片的になり、「響き」の要素が増してきます。そして、最後には、1917年出版の練習曲集第3曲「4度のために」、第10曲「対比音のために」などのように、「光」や「色彩」といった具体的な対象ですら抽象化されて意味をなさなくなり、「響き」自体が「象徴」として存在することになります。その点から、この作品はロ
こちらも読んでみませんか
楽譜
- ドビュッシー ピアノ曲集7 (株)音楽之友社Amazon
- ドビュッシー ピアノのための12の練習曲 DEBUSSY (株)全音楽譜出版社Amazon
- ドビュッシー集2 (株)春秋社Amazon
- 標準版 C.ドビュッシー 12の練習曲 (株)音楽之友社Amazon
- Amazon