ヘンデル :組曲(クラヴサン組曲第1集から) クーラント HWV 426
Händel, Georg Friedrich : Suite Courante HWV 426
作品概要
楽曲ID:30396
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:クーラント、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ
総演奏時間:2分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
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楽譜情報:1件
演奏のヒント
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楽譜
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Händel, Georg Friedrich : Suite Courante HWV 426
楽曲ID:30396
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:クーラント、ピアノ独奏曲、ピアノ・ソロ
総演奏時間:2分20秒
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このクーラントは単純拍子の3/4で書かれてあり、一見テンポの速いクーラントかと考えがちですが、例えば、4~5小節間に見られるような、連続したトリルの後に書かれている32分音符等を考えたとき、そこまでテンポが速いクーラントでは無いのかもしれません。 着目すべきは2種類の終止形です。1つは9小節目、21小節目、48小節目に見られる4分音符が半拍ずれて3つずつ現れるカデンツです。これが来たときは次の小節がカデンツになります。実際9小節目は、10小節目でA-dur、21小節目は、22小節目でE-dur、48小節目は、49小節目でA-durの終止形とぞれぞれなります。 もう1つは、4声体以上になる重厚な和音で、これは2箇所、20小節目と、33小節目で、この和音が来ることでリズムの流れは止まり、この和音が属和音としての機能を持ち、調が決定される=後にカデンツとして認定されることを意味します。実際、20小節目はE-durのドミナントで、23小節目にE-durの終止形を迎えます。33小節目は、fis-mollの属和音で、本来であれば、35小節目が主和音となるのですが、ここで更にヘンデルはh-mollを連想させる方向に導きます。いずれにせよ、この2つの和音は、調性を認識させるための重要なポイントとなります。 奏者はこれらのカデンツ(終止形)を認識し、曲を分割して判りやすく聴かせて下さい。