ヒナステラ :ピアノ・ソナタ 第1番 第2楽章 Op.22
Ginastera, Alberto : Sonata para piano No.1 Mov.2 Presto misterioso
作品概要
楽曲ID:33472
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
作品番号:Op.22
著作権:保護期間中
クリックで拡大
Ginastera, Alberto : Sonata para piano No.1 Mov.2 Presto misterioso
楽曲ID:33472
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
作品番号:Op.22
著作権:保護期間中
クリックで拡大
第2楽章は、冒頭から十二音で構成されており、その幾何学的な音楽は、神秘的で超自然的な雰囲気すら感じさせる。十二音を含む八分音符が連続する静かな小節と、音量たっぷりに旋律を歌わせるシンコペーションが効いた箇所との対比が目立つ。時折現れるギターの奏法を模したようなアルペジオや、その開放弦と同じ音列は、ガウチョ吟遊詩人パジャドールの存在を思い起こさせる。パンパの暗がりで微かに見えるのは、お尋ね者のガウチョが持つ短剣の鈍い光か、はたまたパンパに暮らす先住民の間で信じられている超自然的な存在か。十二音の存在が、様々な想像を掻き立てる楽章である。
この冒頭は十二音技法で書かれていて、ppでlegatissimo(最高になめらかに)演奏 される。まるで宇宙人の言葉のように不思議な響きがして、神秘的な印象を受ける。ところどころに現実的なメロディが歌うように登場するのもおもしろい。