リスト :ポジリポの夏の夜(ドニゼッティ) S.399 R.153
Liszt, Franz : Nuits d'été à Pausilippe (Donizetti) S.399
作品概要
楽曲ID:6317
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:リダクション/アレンジメント
作曲年:1838
著作権:パブリック・ドメイン
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演奏動画 (1)
収録曲
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前回までのあらすじ 18歳の新星ピアニスト・鍵一は極秘ミッションを携え、1838年のパリへとワープする。悩み、恥じ、スッ転びながらも、鍵一は19世紀の人々の生き様から多くを学ぶ。リストのすすめでサロン・デビューをめざす最中、ウィーンの大音楽家・チェルニー氏から鍵一が贈られたのは、幻の名曲『夢の浮橋』の楽譜の一部だった……! 歌を継ぐひと♪ 「ぼくに創れるでしょうか、『夢の浮橋』変奏曲だなんて……」 鍵一は自分に授けられた楽譜の断片を、暖炉の火に透かし見た。8小節ほどのそのフレーズは美しい弧を描いて五線譜に遊び、鍵一の想像を超え、遥か遠くへたなびいてゆくように見える。チェルニー氏は微笑して、 「作曲の試行錯誤をするうち、きみは磨かれるだろう。人として。音楽家として。悉く。否応なしに」 歌うように予言した。 「しかし、ケンイチ君。作曲は苦手かね?」 「日本ではいちおう、作曲法は学びました。対位法も……巧く創れたためしはありませんが、理論はひととおり。でも苦手です。作曲も即興も。『自由にやれ』と言われるのが、いちばん困ります。