マクダウェル :炉端のお話 Op.61
MacDowell, Edward Alexander : Fireside tales Op.61
作品概要
楽曲ID:3854
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:13分00秒
作曲年:1901
作品番号:Op.61
著作権:パブリック・ドメイン
クリックで拡大
収録曲
関連作品
- ソナチネ 嬰ヘ短調 / ラヴェル
- 鏡 / ラヴェル
- 亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調 / ラヴェル
- 前奏曲集(プレリュード) Op.23 / ラフマニノフ
- 幻想的小品 ト短調 / ラフマニノフ
関連記事
- 第13回 マクダウェルを味わう series
13. マクダウェルを味わう いらっしゃいませ。カフェ・モンポウにようこそ。今日は、アメリカの作曲家エドワード・マクダウェル(1861-1908,アメリカ)の素朴な優しさにあふれた音楽をご紹介します。 本日のメニュー 「野ばらに」(「森のスケッチ」Op.51より) 「古い恋物語」(「炉ばたのお話」Op.61より) 野ばらに(「森のスケッチ」Op.51より) エドワード・マクダウェル(1861-1908,アメリカ) 「野ばらに」は、マクダウェルの作品の中でもとりわけ良く知られた小品で、「森のスケッチ」という組曲の第1曲として書かれました。この曲の楽譜の冒頭に書かれた指示「素朴な優しさをもって」(With simple tenderness)の"simple tenderness"は、マクダウェルの音楽に共通する魅力をも言い表しているような気がします。どこかで聴いたことがあるような、懐かしさをかき立てる音楽です。 マクダウェルは、音楽を学ぶため10代で渡欧し、パリ音楽院を経て、フランクフルトで、ホッホ音楽院の校長ヨアヒム
- 13 都市のピアノ音楽風土記 アメリカ その3 series
1 マクダウェル ヨーロッパ伝統の継承とアメリカ音楽のはざまで ニューヨーク出身のマクダウェルは、その名前からも示唆されているようにイングランドの出身ではなく、父親はスコットランド系で、母親はアイルランド系です。彼は、ヨーロッパでの留学と演奏活動を通して、ヨーロッパの伝統をしっかりと継承しつつ、このアメリカの現実を作品に描き出しています。ピアノ作品の代表作、「森のスケッチ」(作品51)は、アメリカの東部地区の森の情景を描いた作品です。このタイトルにも示されているように、まさにマクダウェル版のシューマンの「森の情景」です。「森のスケッチ」の第5曲は「インディアンの小屋から」と題された作品ですが、インディアンを題材にした作品としては、「組曲第2番 インディアン」(作品48)もあります。シューマンとの結びつきは、組曲「暖炉のお話」(作品61)にも見られます。 彼はシューマンやメンデルスゾーン、リストなどドイツロマン派及び、グリークを理想としていました。グリークに対する賛美は非常に強く、それは彼のピアノ協奏曲第1番に反映しています。ドイツロマン派への共感は、「ハイネの6つの詩」(作品31)にも