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アルカン, シャルル=ヴァランタン

Alkan, Charles-Valentin

1813 - 1888   フランス

国内コンサート登場回数: 1回

1873年、59歳のアルカンはようやく舞台に帰ってきた。彼は「6つの古典音楽小演奏会」と銘打った年6回の演奏会シリーズを自ら企画し、楽器製造会社エラールのサロンで定期的に演奏した。そのプログラムはクープラン、ラモー、ヘンデル、J. S. バッハ、D.スカルラッティ等バロックの鍵盤作品からモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ウェーバー、さらには同時代を生きたメンデルスゾーン、シューマン、S. ヘラー、F. ショパン、そして自身のピアノ曲に至るまで幅広い時代の作品を演奏するという野心的なものだった。室内楽や歌曲を演奏する際には旧友アラールやフランコーム、著名な歌手ポリーヌ・ヴィアルド夫人(1821~1910)、カミーユ・サン=サーンス(1835~1921)、ドラボルドらを招いて共演した。この演奏会は1881年頃まで続いた。1886年に作成された遺書で、彼はフランス学士院音楽部門に足鍵盤付きペダルのコンクール創設を要請したが、結局実現することはなかった。晩年は静かに余生を送り、1888年3月29日に自宅で息を引き取った。死因について、後にドラボルドと共にアルカン作品の編集に携わったパリ音楽院ピアノ科教授イジドール・フィリップ(1863~1958)は、アルカンが本棚の下敷きになって命を落としたという話をまことしやかに語ったため、これが伝説として伝えられてきたが、アルカンの晩年の弟子マリー=アントワネット・コラが息子に語ったことによると、重たい傘立てが落下し、その下敷きになったことが原因で亡くなったとされる。彼の亡骸はモンマルトル墓地に葬られ、後に姉セルストも同じ墓に埋葬された。

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